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銀行さんなどの宣伝でも「遺言サービス」を目にする機会が増えてきました。 では、遺言は、一体、だれがだれに、何のために書くのでしょうか(素朴な疑問)? まず、「だれが」は、わかりやすいですね。お父さんです。遺言は、そもそも、「遺す言葉」ですから、お父さんが遺していくしかありません。 「誰に」は、…
遺言で、遺産を子供たちに遺していくにしても、そもそも何が財産なのか、その財産はどうなっているのかが分からないと、分けようにも分けられません。 以前ご依頼されたケースで、生前に財産の棚卸をしたのですが、なんと所有者であるおじいさんが自分の持っている不動産をよくわからない。ご高齢であるせいもあります…
敢えてテーマを「勘違い」としましたが、厳しく言うと無知。 以前お話しした通り、遺言で長男に全資産を残すといっても、長女にも最低保証で法定相続分の1/2は取り分がありますよ。果たして、「取り分」という表現もいかがなものかと思いますが、父なき今、長女の頭の中にあるのは、財産の現実だけ。 では、無知…
自分のものであっても、自由にならないことなど、世の中にはたくさんありますが、相続においても、遺産をたとえ遺言を残しても、思い通りにはならないケースがあるのをご存知ですか。それが、公正証書遺言であってもです。 相続には「遺留分」という考え方があって、法定相続人にはお父さんがいくら長男に全部相続させた…
前回は遺言書が法的な効力を発揮した例を、実際の判例とともに紹介しました。 関連記事:意外と身近!「遺言書」① では、いざ遺言書を書こうとしたら、いったいいつ、どんなことに注意しながら作成すれば良いのでしょうか。 第一に注意が必要なのは、「判断能力がしっかりしているうちに書く」こ…
読者の皆さん、自分の死後のことを考えたことはありますか? 近年の「終活」ブームに伴って遺言書や遺書を書く人が増えているそうです。 ここで、「遺言書と遺書って違うの?!」と疑問を持たれた方、要注意です。 遺書は「亡くなった人が死後のことを考えて書き残した文書や手紙」で、プライベートな内容も含まれ…
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