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遺言で、遺産を子供たちに遺していくにしても、そもそも何が財産なのか、その財産はどうなっているのかが分からないと、分けようにも分けられません。 以前ご依頼されたケースで、生前に財産の棚卸をしたのですが、なんと所有者であるおじいさんが自分の持っている不動産をよくわからない。ご高齢であるせいもあります…
敢えてテーマを「勘違い」としましたが、厳しく言うと無知。 以前お話しした通り、遺言で長男に全資産を残すといっても、長女にも最低保証で法定相続分の1/2は取り分がありますよ。果たして、「取り分」という表現もいかがなものかと思いますが、父なき今、長女の頭の中にあるのは、財産の現実だけ。 では、無知…
自分のものであっても、自由にならないことなど、世の中にはたくさんありますが、相続においても、遺産をたとえ遺言を残しても、思い通りにはならないケースがあるのをご存知ですか。それが、公正証書遺言であってもです。 相続には「遺留分」という考え方があって、法定相続人にはお父さんがいくら長男に全部相続させた…
世の中のマンションの数は、増え続けています。たとえ有り余っても、マンション業者さんは、マンションを造るのが仕事なのです。そして、高齢化社会になってくると、何かと自分でメンテナンスが必要な戸建は、維持が大変となり、マンション暮らしが楽かもしれません。 さて、マンションを買う時に、そのマンションをいく…
1951年の第一回改正以降、2003年、2008年、2015年と、近年立て続けに改正が行われてきた「相続税法」。 相続というと、財産をめぐった醜い争いをイメージする人も多いのではないでしょうか。今日はそんな「相続」の問題がいつどこで誕生したのか、その奇跡を辿ってみましょう。 日本で相続の概念が…
先日、以前大変お世話になった方から、個人的な相続のご相談がありました。 私の相続への想いを以下の通り、メールにしてお伝えしました。 ****************************** 不動産にいろいろ事情があるように、人にもいろいろ事情ありです。 相続は、常に労…
先日、転んで捻挫してしまい、外科の待合室にいた時のお話。一人のおじさんが、手を真っ赤に腫らして駆け込んできました。聞けば、蜂に刺されてしまったらしい。しかし、受付時間を過ぎており、受け付けられないとのこと。それでも、手をポンポンに腫らしたおじさんは、ねばっています。そりゃそうだよ、今、痛くて駆け込ん…
日本では資産を相続するともらう資産の評価に応じて税金を払うことになっています。大きな資産をもらえば、大きな相続税を払い、小さな資産しかもらわなければ小さな相続税を払います。はい、公平! でも、不動産の価格って、実際の価格は、本当に売ってみないとわからない。相続で1億円の価値がありますから、3,00…
相続では、資産を承継するので、本来豊かさを感じるはずだけど。 実際は、寂しさを感じることの方が多いですね。もともと、私のところへ相談があるというのは、何らかの問題があるからこそではありますので、いたしかたないことではありますが。 よく「相続」に「争族」をあてて、問題性を強調することがありますが、…
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